香りは、ずっと私のそばにありました。
10代の頃から、自室でアロマオイルのようなものを香らせて過ごしていた私にとって、香りは「特別なもの」ではなく「日常の一部」でした。
仕事から帰った夜、休日の昼下がり、車の中――香りはいつも、そっと気分を整えてくれていた気がします。
でも、ある日出会った“本物のアロマ(精油)”は、それまでの香りとはまるで違いました。
スーッと体に入ってくるような、どこにも引っかからない自然な感覚。
「これが天然の香り…?」と、驚きと不思議さが交じったあの感動は、今でも忘れられません。
ブレンドアロマの世界に足を踏み入れたきっかけも、実はとても偶然でした。
使いかけの精油を何本かまとめてみたら、驚くほど深みのある香りができたんです。
“これ、すごくいい香り。自分でも創れるんだ!”
その気づきから、ワクワク感満載の「香り創り」が始まりました。
…でも、すぐに壁にぶつかりました。
いろんな精油を揃えるにはコストがかかるし、ブレンドに正解があるわけでもない。
「アロマって奥が深い」とわかっていても、自分で理想の香りを創るにはハードルが高すぎたのです。
きっと、私と同じように感じている人がいるはず。
そう思い、アロマブレンドデザイナーの資格を取得し、本格的にアロマの道へ。
その中でずっと感じていたのは、“なぜこんなに素敵な香りなのに、アロマは一部の人だけのものになっているんだろう”という違和感でした。
アロマの「体験としての香りの良さ」「心が動く瞬間」をもっと伝えたい。
そのために私は、“アロマらしくないアロマ”を創ることにしました。
それが、AI × パーソナル × 簡単体験という形。
香水や芳香剤は好きだけど、アロマには縁がなかった。
そんな人でも、気軽に、自分らしく、香りを楽しめる入口を用意したかったんです。
AIが気分に合わせて香りをブレンドし、世界にひとつだけのアロマが届く。
その過程自体が“体験”になり、しかも出来上がるのは「自分の香り」。
モノとコトの両方を楽しめる仕組みが、ようやく形になりました。
「私だけの特別な香り」を、すべての人へ。
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